ごとざき
しばらく穴にこもってたら、出てくるタイミングがわからなくなってました。生きてます元気です、主にスタジアムに生息しています(笑)。
当面オフは控えて、オンで短いの書いてリハビリしようと、思うだけは思っています……で、唐突にゴトザキだよー。
なんでそこかというとおっさん×若人がすきだから!とても!
ところでiPhoneで全角のスペースはどうやって出すの……*1
「寒くないんすか、それ」
それ、と赤崎が指すのは、だんだんと下がってきた気温にはそぐわない、半袖のシャツだ。
尋ねられたGMこと後藤は曖昧に頬を掻く。
「あー、これか?うっかりしてて長袖のがなかったんだ」
寒くはないんだが、といささかバツの悪そうな表情を浮かべる後藤に、赤崎は 眉を顰めて見せた。そして無言で右の手のひらを突き出した。
「……なんだ?」
「クリーニングの受取、どうせ財布に入れっぱなしなんでしょ」
「ああ、まあ……」
「風邪でもひかれたらめんどくさいから取ってきてやりますよ」
俺らには健康管理ってうるさいくせに、自分はどうなんすか、そんな憎まれ口を叩きながらも、赤崎は手を引っ込めようとはしない。
「じゃあ、悪いけど頼む」
意外と言い出したら聞かないタイプの赤崎を退けるのは難しいと判断し、後藤は財布にごっそり溜まっていた預り票を赤崎の手のひらに載せた。
「部屋勝手に入りますからね」
手渡された預りをしまいながら言う赤崎にありがとう、と頷いて、夕飯に相応しい時間までに帰れるように持ち帰れる仕事を頭の中で選り分け始める後藤だった。
(ここまで)
1ヶ月くらい出だしだけ書いて止まってたので、若干時期外れだけどまあ気にすんな。
*1:出せないらしい