青黄

 iPhoneからうまく投稿できん!と思ったらはてな記法を間違えていた件……。あとスマフォのブラウザから記事の削除ってできないのか。
 へんな感じに勢いづいています。わっふるわっふる。黄瀬くんキャラソンのばかわゆさが癖になりすぎる。





 盛大にくしゃくしゃになったシーツに半ば埋もれるようにへばっていた黄瀬がなんかもぞもぞしだしたな、と思ううちに、シーツに負けないくらいくしゃくしゃの黄色い頭のてっぺんが青峰の視界、下隅に入り込んできた。
 汗ばんだ肌がぺたりとくっついて、黄瀬がすり寄ってきた首筋のあたりにやわらかく湿った感触を覚える、次の瞬間そこに軽い痛みが走った。
「んー、青峰っち黒いからあんまわかんなくてつまんないっスね」
「なぁにしてんだよ、バカ」
 つけたばかりのキスマークの出来に不満げな黄瀬の頭を軽くはたくとイテッ、とさほど痛そうでもない声をあげる。懲りずに挑戦しようとするので好きにさせておいたら、今度はより強い痛みがあった。
「…うん、これならちゃんと見えるっス」
「なにがしてぇんだよ一体」
 青峰の首筋に視線を落とした後、満足そうな笑みを浮かべる黄瀬は、頬杖なんかついてやたら楽しそうだ。
「別になんもないっスけど、好き勝手されてちょっとくやしかったから仕返し?」
「へー、仕返しねぇ」
 言うが早いか青峰の伸ばした腕によってぐるんと回転した視界のせいで、きゅっと上がった黄瀬の口角が引き攣った。
「じゃあ仕返しの仕返ししてやんよ」
「え、ちょッ!」
 そもそもの体力差もある青峰が黄瀬に反撃の余地を与えるわけもない。広げさせた腿の内側、付け根のあたりにきつく吸いつく。黄瀬がひくんと身体を強張らせるのに薄く笑んだ。
「…おー、黄瀬白ぇから目立つな」
「ちょっと!痕つけないでって言ってんじゃないスかいっつも!」
「んなとこパンツで隠れんだろーが」
「そうっスけどそういう問題じゃ!」
 ああぁもうこんながっつり!!と跳ね起きて無体を詰り始めた黄瀬の頭を、青峰は片眉を跳ねあげつつぐいと引き寄せる。
「ぎゃーぎゃーうるせえな、喰っちまうぞ」
 途端に真っ赤になってぴたりと黙った黄瀬の耳の後ろでは、青峰の刻んだ新たな印がくっきりとその存在を主張するのだった。
(ここまで)